ブルーモーメント本田翼(園部灯)はなぜ戻った?理由ネタバレと死因も

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近年私たちの生活を脅かし、猛威をふるう異常気象や自然災害。


ドラマ『ブルーモーメント』は、気象学で人の命を守ることに憑りつかれた気象研究官・晴原柑九朗と、災害特別対策本部(通称:SDM)のメンバー達が、自然災害から人命を救うために奔走する姿を描いた作品です。


初回放送から、主人公・晴原が気象学に没頭するきっかけとなった悲しい過去=恋人の死が明らかになりました。


ただし、亡くなった恋人の行動や詳しい事情については釈然としない部分も…


今回は、

・ドラマ『ブルーモーメント』で園部灯(本田翼)はなぜ死んだのか
・非難を促されながらも危険地域に戻った理由の原作ネタバレ
・園部灯(本田翼)の死因は何だったのか

について解説していきます💡


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ブルーモーメント本田翼(園部灯)はなぜ戻った?

被災当日の灯の行動

『ブルーモーメント』の主人公は、気象学で人命を救うことに憑りつかれた天才気象研究官・晴原柑九朗(山下智久)です。


彼は、爽やかイケメンなお天気お兄さんとしてお茶の間で親しまれる一方で、近年拡大する天災に対応するための特別災害対策本部(SDM)のリーダーも務めています。


彼がそこまで気象学という学問を極めた理由、そして命を救うことにこだわるようになった理由は、過去のある悲しい出来事が関係していました。


晴原には、かつて園部灯(本田翼)という婚約者がいました。

当時の灯は気象研究所で働く研究官で、父親は特命担当大臣(防災担当)の園部肇一(舘ひろし)。


天気を解析するための緻密な分析力と、数学的な才能を持ち合わせていた柑九朗が、気象学の世界に足を踏み入れたのも灯との出会いがきっかけでした。

ビルの屋上で、ブルーモーメントを眺める柑九朗と灯


とある大雨の降りしきる日、気象学の知識から今後さらに被害が拡大する可能性が高いことを予測した二人。

危険地域がどこなのか、地図を見ながら確認しあいます。

灯は柑九朗を送り出す直前に「戻ってきたら話がある」といいます。

「帰ったら聞く。どんなこと?」と慌ただしく支度をしながら聞く柑九朗に対し、「奇跡」とだけ答える灯。

その後それぞれの職場に向かったはずの二人ですが、なぜか灯は危険地域と確認しあった場所を目指し、無我夢中で走りだしたのです。


周囲の制止を振り切り、刻一刻と水位を増していく危険地域に飛び込んでいく灯-…



結果的にこの大雨の水害により、灯は帰らぬ人となってしまいました。


連絡を受けた晴原が安置所に駆け付けると、冷たくなった灯が床に横たわっていました。


灯が隠していた「奇跡」

そして、居合わせた灯の父親・園部肇一(舘ひろし)から衝撃の事実を知らされます。


「灯のお腹には子供がいたんだ…君との子供が」

なんと灯は晴原との子供を身ごもっていたのです。


二人が最期に顔を合わせた時に、灯が言っていた「奇跡」とは妊娠のことだったのですね


ここでひとつ疑問が残るのは、

気象学の知識に長けた灯が、なぜ危険区域に引き返したのか?

ということです。



今後豪雨による河川の氾濫が起きる可能性が高いこと、決して危険区域に近づいてはならないことは、気象研究官の灯ならわかっていたはず。


それならば、なぜ命の危険を顧みず危険区域に戻っていったのか?
何か戻らなければならない差し迫った事情があったのか?


以下では原作の情報に基づき、灯が危険区域に戻った理由と、亡くなった理由についてご紹介していきます👇


理由ネタバレと死因も

灯が危険区域に戻った理由

晴原の婚約者・園部灯は、なぜこれから水位が増幅していくことをわかっていながら、危険区域に向かっていったのでしょうか。


実は、原作では以下のような事情があることが明かされています。




***************以下、原作に基づくネタバレ含む*****************


※まず大前提として、原作版『ブルーモーメント』(漫画)では、晴原は結婚していて妻子がいます。


豪雨災害が起きたその日、晴原の妻・灯は自分たちが住む地域の近くで大雨が降ることを予測していました。

灯は親友である光のもとに電話をかけ、「危険区域にある川沿いの保育園に通う子供の迎えを、早めた方が良い」と連絡を入れます。
そして光との通話を終えてまもなく、消息を絶ってしまいます。

その後、灯は遺体となって発見されました。
一体なぜ、川の水位が急増している危険区域に戻ったのか?

実は、危険区域付近で幼い子供を抱えて走る灯の姿が目撃されていました。
灯は、親友である光の子供が危険な場所に取り残されていることを知って、助けるために現場に戻ったのです。

光は責任を感じ、この事情を誰にも言えずにいました。



つまり、危険区域に取り残された親友の子供を助けるために、だめだとわかっていながら戻る選択をしたのですね。



灯が亡くなった理由

灯の直接の死因については触れられていません。

ただ、豪雨による災害死ということであれば、水死の可能性が高いのではないでしょうか。

気象研究官だからこそ、自然災害の恐ろしさを誰よりも理解していたはずの灯。

それでも、大切な親友の子供の危機を黙って見ていることはできなかったのでしょう。

一方で、これまでドラマの中では、

・灯の死に関わる黒幕がいる?
・灯が周辺住民に対して、避難所にとどまるよう指示した為に逃げ遅れが生じ、被害が拡大した。
→住民をその場にとどめた理由は?
・灯の上記の行動がマスコミに報じられそうになった際、その記事掲載を差し止める人物がいた。

といった原作とは異なる内容も明かされています。



灯の死に隠された真相は、原作とは違う結末になる可能性も



ただ、ひとつ気になるのが、人目を逃れてこっそりと豪雨災害の慰霊碑に手を合わせに来た“ひかる”(仁村紗和)の存在。


ひかるは5年前の豪雨災害が起きた当時、被災地近くの保育園で保育士をしていたことがわかっています。




そして、第6話のラストではSDMの上野(平岩紙)が

「私なのよ。灯の命を奪ったのは」

と衝撃の告白をする場面が描かれました。


以下は、あくまでも著者の個人的予想ですが、

SDMの持ち場から離れることができない上野に代わって、灯が上野の息子・海斗を保育園まで迎えに行った。
当時その保育園で保育士をしていたのが、ひかる(仁村紗和)。

上野は自分が仕事を優先して灯に行かせたばかりに、命を落としてしまったと自分を責めている。
ひかるも、二人の事情を知っていたから、晴原から灯の最期を聞かれても答えることができなかった。

ということなのかもしれません。




上野が語ったこと

2024年6月5日(水)、『ブルーモーメント』の第7話が放送されました。


冒頭では、上野(平岩紙)が「灯の命を奪ったのは私なの」と告白する衝撃のシーンからスタート。


上野が語った事実は以下の通りです。



豪雨災害があった当日。
上野と灯は避難所になっていた公民館に一緒にいた。

混乱する避難者に対して、灯は

「私は気象庁の気象研究官です!この場所の浸水想定と、今回の降水量の予測から、必ず2階以上、場合によっては屋上に逃げてください!諦めそうになったら大事な人を心に思い浮かべて、勇気をもって。最後まで諦めないで」

そう呼びかけていた。
そして、「必ず戻ってくる」そう言い残して公民館を離れたのだった。

灯が出て行った後、テレビやネットでは様々な情報が錯綜。
なかには灯の言葉を守らず、1階に留まる者もいた。

そして実際に浸水が始まると、水はあっという間に2階まで押し寄せる。
しかし、何者かが迫りくる水を恐れて、屋上に続くドアの鍵を閉めてしまった。

中からドアを叩く音がした気がしたけれど、その場にいた人は上野も含め怖くて確かめることができず、多くの人がそのドアの手前で命を落とした。


そして、肝心の灯が避難所を離れた理由を語ろうとすると、手が震える上野。

晴原は優しく上野の手を握り、「それ以上は今は話さなくて良い。」と止めるのでした。


今回分かったのは、被災当日に灯と上野が一緒にいたということのみ…!!


そして、明らかになった事実はもうひとつ。

灯が避難者に対してその場にとどまるように指示したことが、週刊誌に載ることになった際、それを握りつぶしたのは上野でした。


灯が責められること、その日の真実が明らかになることを恐れ、知り合いを通じてもみ消したのだと言います。


SDMが正式運用になったらすべてを語ろうと思っていたという上野。

今後灯がその場を離れた理由も含め、すべての事情を明らかになる日はやってくるのでしょうか。



ひかるが語った真実

2024年6月12日(木)、『ブルーモーメント』の第8話が放送されました。

予想外な方向に向かって流れ出した土石流に巻き込まれそうになったものの、すんでのところで命拾いした晴原。

目が覚めると、現場は緊迫した雰囲気に包まれていました。


そして、自分をかばおうとした上野(平岩紙)が土石流に飲み込まれ、命を落としたことを知ります。

上野の息子・海斗くんが「お母さん、ねえ、起きてよお母さん!」と遺体にすがる場面は、本当に胸が痛くなりました…


上野の死を前に、ひかる(仁村紗和)が「5年前のあの日のこと」について、重い口を開きました。

5年前の大規模豪雨があった日、ひかるは上野の息子・海斗が通う保育園で保育士として働いていました。

水かさが増していく中、保育園にはまだ両親が迎えに来ていない園児が二人取り残されています。
そのひとりが、海斗でした。

上野は避難の途中でパニックに巻き込まれ、足を怪我していました。
しかし、息子がまだ保育園に取り残されていることを知り、無理にでも助けに行こうとします。
すると灯は「私が海斗君を助けに行く。必ず戻る」そういって、避難所を飛び出していったのでした。

ひかると園児達がいる保育園にたどり着いた灯は、「今すぐここから避難した方が良い」と告げます。
灯は海斗を、ひかるはもう一人の女児を連れて保育園をあとにしました。
ところが、灯とひかるは非難の途中ではぐれてしまいます。

濁流がもうすぐそこまで迫るなか、灯は自ら着ていたコートを使い、海斗が流されないよう高い木の上に固定しました。
海斗は高所にいたことで助かりましたが、灯は濁流に飲み込まれ命を落としてしまいました。

翌朝、海斗が保護されたことを知ったひかるは、上野のもとを訪ねます。
海斗は、自分を助けて亡くなった人(=灯)をかすかに覚えており、記憶が蘇るとショックのためかパニックになってしまいー…

上野は灯の死に責任を感じ、罪悪感から長年真実を打ち明けられずにいたのでした。

災害によって、大切な人をまたしても失ってしまった晴原。

しかも、上野に関しては目の前で、自分をかばうためにー…


SDMのメンバーが災害に巻き込まれて命を落としたことで、SDMも運用停止が告げられます。


晴原やSDMのメンバーにとって、かけがえのない存在であり仲間だった上野。

彼女の死は、SDMの正式運用にも暗い影を落とすことになるのでした。


まとめ

今回は、以下の内容についてご紹介しました。

・ドラマ『ブルーモーメント』で園部灯(本田翼)はなぜ戻ったのか?
・非難を促されながらも危険区域に戻った理由の原作ネタバレ
・園部灯(本田翼)の死因は何だったのか


・原作版で園部灯が戻った理由は、逃げ遅れた親友の子供を助けるため。
→ドラマでも同様の理由と結末となった。
・直接の死因は水害によるもので、おそらく水死(溺死)と思われる。


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