アンチヒーロー真犯人は緋山か考察!12年前の事件との関連は?

アンチヒーロー

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2024年4月14日(日)午後9時より、日曜劇場『アンチヒーロー』の放送がスタートしました。


初回放送では、長谷川博己さんが演じる「アンチな弁護士」がさっそく法律違反スレスレの大活躍。

しかし、事件の真犯人が誰なのかは明かされないまま、真相は第2話以降に持ち越しとなりました。

やっぱり犯人は緋山(岩ちゃん)なの😨??


今回は、第1話で放送された羽木精工事件のあらすじネタバレと、羽木精工の社長を手にかけた真犯人は誰なのか12年前に起きた事件との関連について考察していきます。

\この記事を読んでわかること/

・アンチヒーロー第1話の犯人は緋山?
・犯行の動機は?
・裁判の証拠から指摘される、冤罪の可能性
・12年前に起きた事件との関連

アンチヒーローのロケ地は?撮影場所は大井競馬場や伊奈町?



アンチヒーローの原作は?脚本家にVIVANTと驚きの共通も

アンチヒーローの初回放送はいつ?最終回までの日程と全何話完結かも


アンチヒーロー真犯人は緋山か考察!

「アンチヒーロー」の放送概要

2024年4月11日(日)、新日曜劇場『アンチヒーロー』の第1話が放送されました。


放送開始まで伏せられていた登場人物の名前が、ようやく明らかになりましたね。

◆主な登場人物

明墨正樹(長谷川博己):本作品の主人公でアンチな弁護士
赤峰柊斗(北村匠海):明墨の事務所で働く新人弁護士
紫ノ宮飛鳥(堀田真由):明墨の事務所で働く弁護士
白木凛(大島優子):明墨の事務所で働く事務担当
緑川歩佳(木村佳乃):東京地検の検察官
伊達原泰輔(野村萬斎):東京地検トップの検事正

名前に色が入っているのは、何か意味があるのでしょうか



以下では、第1話のあらすじおよび発生した事件の概要についてご紹介していきます。

これから考察をするうえで、前提条件として必要な情報を掲載しています。


※一部ネタバレを含みますのでご了承ください。

羽木精工事件のあらすじネタバレ

第1話の物語の舞台は、「羽木精工株式会社」で発生した同社社長の撲殺事件

ある晩、羽木精工の工場に隣接する社長の自宅前で、同社の社長がハンマーで撲殺される事件が発生しました。
容疑者は、同社の従業員・緋山啓太(岩田剛)
検察側が提出している証拠は、「事件後に緋山が工場を後にする姿をとらえた防犯カメラの映像」「事件前後で異なる緋山の服装(返り血を浴びたため?)」そして、たまたま現場に居合わせた従業員・尾形仁史(一ノ瀬ワタル)が耳にしたという「2人が言い争う声を聞いたという証言」です。


***事件の詳細は、以下の通り***


とある日の夜遅く、羽木精工の従業員である緋山啓太は夜遅くまで残業を強いられていました。


※以下は、遺体の第一発見者であり、同じく羽木精工の従業員・尾形仁史(一ノ瀬ワタル)の言い分に基づく

緋山は、社長の羽木朝雄(山本浩司)に「もう帰らせてください」と懇願します。

しかし、「そこにある部品をぜんぶ作り終わったら帰っていいと言っているだろう」と無理な量の仕事を押し付けられ、帰れずにいました。


さらに、母親を亡くしている緋山に対して「親の顔が見てみたいもんだ。あ、もう死んでるんだっけ?」と笑いながら侮辱する言葉を吐き捨てます。


緋山を残し、工場を出て隣接する自宅に向かう社長。

家族を侮辱され、恐ろしい形相で社長を追いかける緋山…


そして間もなく聞こえてきたのは、社長の断末魔でした。


つまり、緋山の犯行動機として考えられるのは、

・長時間労働を強いたり、日ごろから暴言を浴びせられるなどのパワハラ行為
・亡くなった母親を侮辱する発言

ということになりますね💡


なぜ、第一発見者である尾形がこんな遅い時間に工場にいたのかというと、補聴器を工場に忘れ、それを取りに戻ったためでした。



尾形は仕事をクビになることを恐れ、耳が悪いことを職場には隠していました。


しかし、ここで問われるのが尾形の証言の信ぴょう性

難聴であるのに、果たして社長と緋山の会話の内容を正しく聞き取ることが本当に可能だったのか?



実は尾形は、検察との事前の打ち合わせで、

・緋山と社長との間で、上記のような会話があったと法廷で証言すること
・(証言の信ぴょう性を疑われないため)補聴器ではなく眼鏡を取りに戻ったことにする

ように取り決めていたのです。

アンチな弁護士・明墨正樹(長谷川博己)は、自分の正体を隠して尾形に接触し、彼が聴覚情報処理障害を抱えていること、検察との間で不当な証言の事前取り決めをしていた事実を突き止め、法廷で明らかにしたのでした。



第一発見者・尾形による有力な証言の信ぴょう性が失われるも、容疑をかけられている緋山本人は多くを語ろうとしません。


いまだ見つかっていない凶器、曖昧な動機(社長によるパワハラ?)…


様々な謎を残したまま迎えた、裁判の最終局面。

いったい真犯人は誰なのか、本当に緋山が社長を手にかけたのでしょうか。


緋山は冤罪なのか?

決定的な証拠は得られない一方で、「緋山の姿を映した防犯カメラの映像」や、犯行の動機になりうる「日頃の社長からのパワハラ」など、裁判は一見緋山にとって不利な状況で進んでいくようにもみえます。


実際にネット上の犯人予想を見てみると、

発見当時の証言に嘘が発覚した尾形仁史(一ノ瀬ワタル)

もしくは、

被告人であり、被害者からパワハラに遭っていたという緋山啓太(岩田剛典)

が怪しいのではないか、という意見がやはり多く見受けられました。




一方で、真犯人を予想する意見の中には、意外な人物の関与を疑う声も複数寄せられていました。


それが、

羽木精工で働く従業員、佐藤涼(前原瑞樹)

です。


佐藤が真犯人と疑われる最大の理由は、

「羽木社長の息子とキャッチボールをしている際に、ボールが自宅のなかに入ってしまい、取りに入ったことがある」と発言しているにも関わらず、裁判では「緋山と家族以外の指紋が見つかっていない」という結果が出ていること

です。



第1話における同裁判の場面で、「指紋は数か月たっても消えないことがある」という説明がされていました。


佐藤が羽木社長の自宅に入り、玄関の置物の上にあるボールを取ったのであれば、そこに佐藤の指紋が残っていないとおかしいですよね。


意図的に指紋が残らないようにグローブなどをしたか、発言自体が虚偽の可能性も?



結局この「指紋に関する疑惑」については、その後改めて追及されることはなく、真相はわからないままとなっています。


一方で緋山に関しては、続く第2話で判決が下されました。


判決は「無罪」

2023年4月22日(日)、『アンチヒーロー』の第2話が放送されました。



結論からお伝えすると、

緋山(岩田剛典)は、無罪判決

となりました。



緋山は本当に犯人ではなかったのか、そして真犯人は誰なのか、については明かされないまま法廷の場面は完結。


しかし、犯人の断定こそされていないものの、本編の終盤には以下のような描写がありました。




雨の中、偶然路上に停められた緋山の車を発見した赤嶺。
後を追うと、緋山はごみ集積場にたたずんでいた。

おもむろに手に持っていたカバンから血の付いたジャケット(犯行時に着用しており、行方不明になっていた)を取り出し、ごみの山に投げ捨てた。

ジャケットはそのままごみの山に埋もれ、ショベルカーがそれを無造作に掴み運んでいく。
赤嶺に気づいた緋山は、無言ですれ違いその場を後にするー…


緋山が、被害者の羽木社長を襲った際についたと思われる、血の付いたジャケットを破棄しにきたと思われる場面が描かれていました。



明墨を問い詰める赤嶺


緋山がジャケットを始末する様子を目撃した赤嶺は、「やはり、緋山が犯人だったんだ」とショックを受け、明墨のもとを訪ねて問い詰めました。


明墨は、

「君が自分の正義を貫くのと同じように、私も自分が正しいと思ったことを貫く。」

と赤嶺をけん制します。


「正義」とは「悪」とは一体なんなのか。


それは、見る人によって、立場によって、その出来事が起きた状況によって、簡単に変わってしまう不確実な物差しであることを突き付けられた、非常に考えさせられる場面でした。



ラストの展開は、視聴者によっても受け取り方が様々だったようです。



12年前の事件との関連は?

第5話で緋山が再び登場

2024年5月12日(日)、『アンチヒーロー』の第5話が放送されました。

そのラストにおいて、第1話で羽木精工事件の容疑者として浮上しながら、明墨の弁護を受けて無罪判決を勝ち取った緋山が再び姿を現したことが波紋を広げています。




夜、誰もいなくなり静まり返った明墨法律事務所。


「それで、例のものは手にに入りそうですか?」

と明墨が暗闇に向かって問いかけると、姿を現したのは緋山啓太(岩田剛典)でした。






「はい」と答えた緋山に対して、

「では、そろそろ始めましょうか」

と意味深な言葉をつぶやく明墨。


緋山は意思のこもった目で黙ったまま強く頷くのでした。


緋山が明墨のもとを再び訪れたのはなぜなのでしょうか。

そして、“例のもの”とは一体-…?



以下では、緋山と明墨の関係性と、なぜ無罪にしたのかについてネタバレ解説していきます👇



羽木精工事件の犯人は緋山だった


結論からお伝えすると、第1話に登場した羽木精工事件の犯人は、緋山啓太でした。


事件が起きる以前、緋山は羽木精工の社長よりひどいパワハラを受けていました。


女手一つで育ててくれた母親が危篤だという連絡を受けた緋山は、社長に「申し訳ないが今日は早退したい」と申し出ました。


すると、社長は緋山に対し、「仕事を投げ出していくような無責任なヤツはクビだ」と冷たく言い放つのでした。


せっかく掴んだ正社員の職を手放すことで、母に心配をかけたくないと考えた緋山はその場に残り、結局母の死に目に会うことすらかないませんでした。



そして事件が起きたあの夜-…

そのような事情を知っていながら、羽木社長は再び緋山の母親を侮辱するような言葉浴びせるのでした。

「口答えするんだ、うわーやだやだ。母親の教育が悪かったんかな?」

「ねえ、今度会わせてよ。あ、ごめん。死んだんだっけ?」

「助かったな、死んでくれて。これでもうずっと働けるもんなあ」

これまでどんな酷い扱いをされても、必死に仕事にくらいついてきた緋山でしたが、大切な母のことをこれ以上ないほど侮辱され我慢の限界を迎えてしまいます…


気が付いた時には、羽木社長を自宅の中まで追いかけ、仕事道具のハンマーを何度も力の限り振り下ろしていたのでした。



12年前の事件と緋山の接点

そして、明墨が「羽木精工事件」の弁護を引き受けたのもまた、偶然ではありませんでした。

明墨は、12年前検事だった頃に担当した「糸井一家殺人事件」で、冤罪を生んでしまった過去がありました。



その加害者とされるのが、第1話からたびたび登場している死刑囚・志水裕策(緒形直人)です。

糸井一家殺人事件とは?💡

12年前に千葉県で発生した事件。
金品の被害が出ていないことから、検察は怨恨の線で捜査を進めていた。

そこで容疑者として浮上したのが、志水裕策。
亡くなった糸井と志水は会社の金を横領していた。
その金銭を巡ってトラブルになり犯行に及んだとされ、裁判の結果、志水の死刑が確定している。


そして、実は死刑囚・志水の無実を証明する証拠が、この世にひとつだけ存在していることが明らかになります。


その証拠を持っている人物を探すために、明墨には緋山の協力が必要だったのです。


件のやり取りで、明墨が言っていた“例のもの”とは、この証拠のことを指しています。


だから、明墨は緋山が罪を犯したことを知りながら、無罪を勝ち取る必要があったのですね


***遡ること、12年前***


大学卒業後、緋山は就職試験に失敗してしまいます。

しかし、貧しいながら懸命に働き、大学まで出してくれた母に就職試験に落ちたことを打ち明けることができずにいました。


そこで一時的に金銭を工面するために、闇バイトに手を染めてしまった時期があったのです。


その元締めをしているのが、江越(迫田孝也)という人物でした。


緋山は江越の指示のもと、夜道で女性のあとをつけて動画を盗撮し、闇サイトに映像をアップしていました。


じつは、この時緋山が撮った盗撮動画のなかに、事件が起きたとされる時間に必死に公園で娘のぬいぐるみを探す志水の姿が映り込んでいたのです。


検察側の人間(伊達原・倉田刑事部長)は、この動画の存在を知りながら、自分たちに都合の悪いものとして握りつぶしていました。




明墨は緋山を通じて、江越という人物がこの時の動画をまだ持っているという情報を入手します。


そこで江越と接触しますが、運悪く伊達原に先回りされてしまい、証拠となる動画を消されてしまいました。


果たして、この先明墨がどのように志水の冤罪を立証していくのか。

そして、志水が犯人でないのだとしたら、真犯人は一体誰なのか。


2024年6月9日(日)午後9時から放送される、第9話の内容を楽しみに待ちましょう!

まとめ

今回は、以下の内容についてご紹介しました。

・アンチヒーローのネタバレ考察
・真犯人は緋山なのか?だとすれば動機は?
・裁判の証拠から指摘される、冤罪の可能性
・12年前の事件との関連


アンチヒーローのロケ地は?撮影場所は大井競馬場や伊奈町?



アンチヒーローの原作は?脚本家にVIVANTと驚きの共通も

アンチヒーローの初回放送はいつ?最終回までの日程と全何話完結かも

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