アンチヒーロー第8話のネタバレ考察!すべての事件はどう繋がるのか

アンチヒーロー

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2024年6月2日(日)午後9時より、ドラマ『アンチヒーロー』の第8話が放送されました。

女性初の最高裁判事を実現させるため、政治家と結託して不正な判決操作を行っていたことが明らかになった、瀬古判事。


瀬古の闇が暴かれたことにより、彼女が12年前に担当した事件・糸井一家殺人事件についても再び世間の関心が集まるようになります。


第8話では、すべての事件の全容が明らかになるとのこと…!!



以下では、

・『アンチヒーロー』第8話のあらすじとネタバレ考察
・すべての事件はどう繋がるのか

について解説していきます💡



アンチヒーロー第8話のネタバレ考察!

アンチヒーロー第8話のあらすじ

アンチヒーロー第8話のあらすじについて、公式HPには以下のように記されています。

「あなたを無罪にして差し上げます」

志水(緒形直人)の冤罪を晴らそうとする明墨(長谷川博己)たちの前に伊達原(野村萬斎)が立ちはだかる!

引用:アンチヒーロー公式



第7話で瀬古判事の闇を暴き、裁判官の立場から追放した明墨。

しかし、やはり彼の最大の敵であり狙いは、瀬古判事ではなく、伊達原検事正(野村萬斎)だったようですね。

第8話の予告編映像はこちら👇


明墨が、第1話で弁護をつとめ、無罪判決を勝ち取った緋山に対して、

「12年前のことを覚えていますか?」

と話す場面からスタートします。


ということは、緋山も12年前の糸井一家殺人事件と何か関わりがある…?


第7話の本編映像の中で、緋山の犯行場面が描かれていたことから、彼が町工場の社長を襲った犯人であることは間違いなさそうです。


それを知ったうえで、なんらかの目的をもって明墨は彼を無罪にしたものと思われます。


さらに、明墨は検察側の立場であった当時を回想し、

私がお父さんに自白をさせたんだ。申し訳なかった。」

と、紗耶に告白する場面も。


やっぱり紗耶の父親は死刑囚の志水裕策だったのですね!



緋山は12年前の事件とどのように繋がりがあるのか。

紗耶の父親はなぜ不当に逮捕され、真犯人は誰なのか。

明墨が血眼になりその行方を追う「江越」とは一体何者なのか―…


第8話のなかで、そのすべてが明らかになります。



アンチヒーロー第8話のネタバレ考察

『アンチヒーロー』第8話のネタバレと考察は以下の通りです👇



「謝りたいことがある」と紗耶のもとを訪れた明墨。

「君のお父さんは無実だ」

と真実を話し始めました。


12年前の事件の真相


もともと志水裕策と亡くなった糸井さんには、会社の金を横領した罪がかけられていました。

そして、それからまもなく糸井さんが何者かによって殺されたー…


志水の家から横領の証拠が見つかったことで、疑いの目は志水にむくようになります。


当時その取り調べを任されたのが、埼玉地検の優秀な検察官であった明墨でした。

志水は、事件が起きたとされる時間は、娘がなくしたぬいぐるみを公園で探していたと主張します。

しかし、志水が犯人と信じて疑わない明墨は、大声で怒鳴ったり、机を叩いたりして、脅迫的な取り調べをつづけました。


娘を連れて逃げるように家を出ることになった志水の妻は、その後交通事故で亡くなります。

取り調べ中に妻の死を知り、人生に絶望した志水は、「私がやりました」と力なく自白するのでした。


志水の無実を証明する「動画」

そしてある日、志水が犯人ではないと証明する動画が存在することが明らかになります。

その動画は、伏見公園で女性を盗撮している内容で、闇サイトに上がっていたものだといいます。
そこには、犯行に及んだとされる時間に公園でぬいぐるみを探す、志水の姿が映っていました。


志水の無罪を証明する、アリバイになる動画があったのですね!


しかし、その証拠動画は伊達原と倉田刑事部長によって人知れず隠蔽されていました。


以前、明墨が倉田刑事部長の自宅を訪ねて押し問答していたのは、この動画の在りかを知るためでした。


緋山と江越の関係

赤嶺は緋山と会い、事件の真相を聞きだします。


まず明らかになったのは、緋山が町工場の社長を殺したのは事実だということ。

女手一つで育ててくれた母親を侮辱され、就職祝いにくれた時計を粉々に踏みつぶされた緋山は頭に血が上り、突発的に社長を手にかけていたのでした。

「自分はもう終わりだ」と悲観する緋山のもとへ、ある日明墨が面会にやってきます。
そして「ある動画を探している」と話し出すのでした。


緋山は大学卒業後、就職に失敗。
しかし、貧しいながら大学まで出してくれた母親に失敗したとは言えず、お金のために闇バイトをしていた。
その闇バイトの元締めをしていたのが江越(本名は、ゴトウショウイチ)だった。


緋山は、盗撮動画(志水が映った動画)はすでに江越に送ったため持っていないと明墨に告げます。


明墨は裁判で無実にして釈放させるから、江越を探すように緋山に持ち掛けるのでした。


ただ、緋山も罪を逃れるために明澄の言うことを聞いているわけではありませんでした。



「こんな俺にでもまだ人助けができるなら、なんでもしたい」

そんな思いから明墨に協力を申し出、動画が見つかった暁には自らの罪を正直に自白するつもりでいました。


***場面変わって明墨の弁護士事務所***


すべてを知った赤嶺と紫之宮は、

「事件の解決に向け協力する。その代わり、すべてが終わったら、緋山に必ず罪を認めさせると約束してほしい」

そう話します。

赤嶺は血のついたジャケットを明墨に託しました。

紗耶と父親

紗耶が明墨の事務所を訪れました。

紗耶は「私に優しくしてくれたのは、ただの罪悪感か」と問いかけます。

明墨は、

「確かに後ろめたさはあるが、紗耶のためにできることがあるなら何でもしたいと思ったからだ」

と答えるのでした。

そして紗耶は「パパに会いたい」と言います。


志水裕策のもとへ面会に訪れた紗耶と明墨。

志水は娘に、自分は無実だと訴えます。


ただ、会社のお金をもらってしまったのは事実で、こんな父親はいないほうがいいと思ってしまったと。


会社の金を横領したのは事実。
しかし、糸井一家を襲ったのはやはり志水ではありませんでした。


紗耶は、

「パパが罪を認めてしまったせいで、ママも死んで、ココアも死んで、ずっとずっとずっと寂しかった!!
犯罪者でもなんでもいいから、ずっとパパと一緒にいたかった」

そう言って泣きじゃくるのでした。


明墨は、紗耶と志水の前で、必ず彼の無罪を勝ち取ると改めて強く心に誓うのでした。


遂に江越と対峙

明墨は江越に接触をはかります。


緋山が「過去に手を染めた犯罪を江越にバラされるのでは」と怯えていると話し、盗撮の動画を渡してくれれば多額の現金を渡すともちかけます。


しかし、江越は「良い話なんだけど、先客がいてねぇ」とその場で電話をかけ始めます。

その相手は、伊達原の部下でした。


周りにいたのは、全員伊達原とグルの私服警察官だったのです…


伊達原は、明墨よりも早く江越に接触し、これまでに江越がしてきた過去の犯罪を見逃す代わりに、動画の元データを渡すようにゆすっていたのでした。


実際、伊達原のもとに渡った盗撮動画には、公園で必死にぬいぐるみを探す志水の姿が映っていました。

しかし、伊達原は手にした証拠動画を床にたたきつけると、高笑いしながら粉々に踏みつぶすのでした。


その夜、伊達原と緑川は大きな花束をもって明墨の弁護士事務所を訪れます。

「かつての部下が弁護士事務所を開いたのにお祝いにも来なくてごめんねぇ」

と。

開所祝いとは今さら過ぎますね…
証拠動画を叩き潰したことで、勝利宣言をしに来たのでしょう

伊達原が帰った後、明墨はめずらしく感情をあらわにして怒りに震えるのでした。



伊達原は帰りの車の中で「明墨は自分に似ている」と緑川に話します。

正しいと信じたことを、手段を選ばずに遂行する男であり、検察官に向いていたのだ、と。


そして、“正義の弁護士”には向いていないのだ、と。


【考察】今後どうなる?

伊達原によって粉々にされてしまった、志水の無罪を証明する“唯一の証拠”。


このまま泣き寝入りになってしまうのでしょうか?



実はよ~く見ると、ハードディスク本体は壊れていますが、なかのディスクは原形をとどめているんですよね。


伊達原は、PCでデータをフォーマット(初期化)していました。

しかし、実は専用のデータ復元ソフトウェアを使えば、一度初期化してしまったHDDからもデータを復元することが可能です。


そして、ここでデータの復元に手を貸す人物が、この場に居合わせた緑川歩佳(木村佳乃)ではないか、と考察します。




以前から、『アンチヒーロー』の登場人物、とりわけ明墨側の味方につく人間の名前には“色”が含まれていると言われていましたね。


峰、ノ宮、木凛 、 山憲治など


そして、伊達原の部下である緑川にもこの「色=」が入っています。


検察側の人間で「色」が含まれているのは緑川だけ。
一体なぜなのか、放送当初からずっと疑問に思っていました。


慕っていた瀬古判事が失脚させられ、さらに目の前で証拠隠滅をはかる伊達原…


緑川は“検察が妄信する正義”に疑問を抱き、最終的に明墨に手を貸してくれるのかもしれません。


次週の『アンチヒーロー』第9話は、2024年6月9日(日)午後9時から放送予定です。


新たな情報が分かり次第こちらでもご紹介していきます💡

すべての事件はどう繋がるのか

【時系列】これまでの事件一覧

遂に明墨が緋山を無罪にした本当の理由が判明する…!

これまでに『アンチヒーロー』のなかで登場した事件は、以下の6件です。


これまでに発生した事件一覧【時系列】

【1】糸井一家殺人事件
12年前に千葉で起きた事件。
当時検察だった明墨が起訴を担当していた。冤罪?
糸井の同僚だった志水裕策が逮捕され、死刑が確定している。

→志水に死刑判決を言い渡したのは瀬古判事。

【2】松永理人の傷害事件
赤嶺(北村匠海)が担当していた事件。
実際の加害者は富田正一郎だが、政治家の息子ということでもみ消された。
その代わりに松永理人が有罪判決を受け、現在執行猶予中。

→松永に有罪判決を言い渡したのは瀬古判事。

【3】町工場社長殺人事件
羽木精工の社長がハンマーで襲われ亡くなった事件。
緋山啓太が容疑者として浮上したが、明墨の弁護により無罪判決を勝ち取る。

→判決を不正に操作しようとした姫野検事と中島教授の不正を暴いた。

【4】富田正一郎の傷害事件
富田がクラブに出入りしていた厄介者・工藤に暴行した事件。
富田の父親は有名な政治家で、金で事件をもみ消そうとしたが失敗。
明墨が初めて弁護を途中で降りた。

瀬古判事と関係が深い政治家・富田誠司の息子が起こした傷害事件。
→この事件がきっかけで富田は失脚した。

【5】連続不同意性交事件
→来栖という男が加害者とされる3件の性加害事件。
但し、担当弁護士が警察と繋がっており、うち1件は虚偽の告発であったことが判明。
この件で、紫ノ宮の父親・倉田功が事件を偽装工作したとして逮捕された。

→千葉県警の刑事部長・倉田功が事件を偽装工作したとして逮捕された。
裏には伊達原・瀬古の存在?

【6】大洋出版の情報漏洩事件
弁護するのは週刊大洋の副編集長をつとめていた沢原。
情報漏洩の冤罪を着せられている。

→控訴審の担当は瀬古判事(のちに罷免)。
政治家・加崎にとって邪魔な存在である沢原を無罪にする気は最初からなかった。



すべての事件はどう繋がる?

明墨は弁護士になって以降、検察が不正に関与する事件の弁護を積極的に引き受け、その闇を暴いてきました。


町工場の社長殺人事件では検察の闇を、2件の傷害暴行事件では政治家の闇を、大洋出版の漏洩事件では裁判官の闇を暴いてきた明墨。


彼が弁護士に立場を変えてまで暴きたかった闇とは一体なんなのでしょうか。


そして、これらすべての事件は、どうように12年前の事件と繋がっていくのでしょうか。


真相が明らかになり次第、追記・解説していきます💡


まとめ

今回は、以下の内容についてご紹介しました。

・『アンチヒーロー』第8話のあらすじとネタバレ考察
・すべての事件はどう繋がるのか


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